年中:かなりや組「みんなで力を合わせよう」
Who we are
~友だちとの遊びは新しい発見を生み出す~
お友だちと力を合わせて取り組む活動に挑戦しました!
【カードめくり競争】
(ルール)
時間内にカードをめくり、できるだけ自分のチームの色のカードを増やす競争です。
今回は「青チーム vs 白チーム」「ブルーチーム vs ホワイトチーム」で対決しました!
子どもたちはカードの色をよく見ながら、一生懸命めくっていました。 
1回戦が終わったあとには“作戦タイム”を設けると… 
- 「がんばってやる!」
- 「速く走る!」
- 「変な顔をして相手の邪魔をする」
- 「相手の目を手で隠す!」
と、子どもらしいユニークな作戦がたくさん出てきました。
まだ恥ずかしくてみんなの前で相談できない子や、チームの中でも隣同士でしか相談できない姿も見られましたが、今回のユニットでは、相談の機会をたくさん設けていくことで、「自分の考えを伝える」「相手の考えを聞く」経験を重ねていきたいと思っています。
みんな夢中になって取り組み、息を切らしながら真剣に競争する姿がとても勇ましかったです。
【粘土タワー競争】
(ルール)
使えるのは「粘土」と「みんなの手」だけ。
時間内に、どのグループがより高いタワーを作れるかを競いました。



最初は自分の粘土だけを積み上げていた子どもたちも、「そっちの粘土も貸して~!」と声をかけ合い、自然と協力してタワーを作るようになっていきました。
高くできたチームに「どうやって作ったの?」と聞いてみると…
👨「粘土をいっぱいつけてから、長くしていく」
→ 粘土をたくさん集めてから転がして細長くし、それを立てていました。
👧「最初は太くして、上は細くした」
→ 土台をしっかり作ってから、上に向かって積み重ねていました。

1回戦目で、終了間際にタワーが倒れてしまったグループも、2回戦では他のチームの作り方を参考にし、土台を太くしてバランスを取りながら高く積むことができました。
オレンジ🧡が1回戦目の高さ
水色🩵が2回戦目の高さ
遊び終わったあとは、3人で粘土を分け合う姿も。
それぞれの量を見比べてバランスよく分けたり、「◯◯くん、いいよ~!」とたくさん分けてあげたり、グループごとにいろいろな分け方が見られました。
こうした遊びを通して、友だちと一緒に楽しむこと、相談すること、協力することを、これからも育んでいきたいと思います。
How we express ourselves
~思いやりは丁寧な表現で伝わる~
「言葉と文字(特徴)」
年少クラスでは、気持ちを言葉で伝える楽しさを感じられるよう、発語を促す遊びをたくさん取り入れてきました。
年中になった子どもたちには、これから文字や記号にも興味をもってもらえたら…という思いから、今回は「マーク」に注目した活動を行いました。
先日、火事を想定した避難訓練を実施しました。
みんな防災頭巾をしっかりかぶり、ハンカチで鼻と口を覆うなど、上手に避難していました。
「このマーク、知ってる?」と聞くと…
👧「逃げるマーク!」
👦「外に逃げるやつ!」
👧「どこに逃げるか教えてくれるマーク!」
と、子どもたちはしっかり意味を理解していました。
「幼稚園の中で探してみよう!」と園内を歩き回ると、次々に「あったー!」という声が。
🧑「ドアの近くに結構あるんだね」
👧「上のほうに緑のがあったよ」
と教えてくれました。
子どもたちが見つけたのは、緑のマークが8個、白のマークが3個でした。
皆さんは、この緑と白のマークの意味の違いをご存じですか?
子どもたちと話をしたあと、「おうちの人にクイズで出してみてね」と伝えると、翌日…
👦「ママも知らなかったって~!」
👧「◯◯ちゃんのママは知ってたよ!」
と教えてくれました。
緑色のマークは「ここが非常口ですよ!ここから避難してね!」という場所を示すもの。
白色のマークは「非常口までの目印」で、どちらに進めばよいかを教えてくれるものです。
「ほかにもどこにあるか、見つけたら教えてね」と伝えると…
🧑「◯◯ちゃんの保育園に7個あったよ!」
👧「お兄ちゃんの児童センターで見つけたよ!」
👧「スイミングのところにもあった!」
と、それぞれの生活の中でマークを探す姿がありました。
今後も、身近にあるさまざまなマークについて探究していく予定です。お楽しみに!